ペット(うさぎ)同伴留学
2013年にウサギと一緒にイタリア長期留学をした方の手続きです。
動物検疫所で出国前の合計3日間の検疫、その後、問題が無ければ、輸出検疫証明書発行(Export Quarantine Certificate)
検疫所 24時間体制で常時、検疫所の係員がいます。検疫期間中、何か心配な事があれば電話で問合せ可。
夜は人が少ないため電話に出られない場合もあるそうです。
*夕方に預けてお世話して帰るまで水を飲まず心配だったので、夜に電話確認して良いか聞いてから夜に水を飲んでいたのを確認してもらいました
出入り可能時間は夕方までの為、夜にチモシーを足してもらうようにお願いしました
お世話は1日2回行き、他のペットがいなかったため2時間ほど一緒に遊んだり
ケージの外を散歩させていました。長くいても何も言われませんでした。うさぎは足が滑るため敷物を持参。
*検疫所にいる間、ご飯、掃除などのお世話は飼い主が行う。
検疫、要予約、うさぎの場合はANIPASとゆうネット上の予約システムではなく 手書きの用紙に記入出来る所だけ記入し、予約してくださいと言われた(中部セ ントレアの場合) 。各空港の検疫所に要確認。

動物検疫申請書.pdf へのリンク
輸出検疫証明書サンプル.pdf へのリンク
うさぎの出国に関するサイト

利用される航空会社、ご出発される空港・税関でどのような条件が求められているのかを確認する。
*日本の動物検疫所ホームページにて出国・再入国に関する情報及び各空港の支所の詳細が掲載されている。
フィンランド航空
調べた中では唯一フィンランド航空のみ、うさぎを客室に持ち込めます
ケージサイズが大変小さい為、かなり小さめのうさぎのみとなります。
私はフィンランド航空使用。私のうさぎは大きいので、大きめのケージを購入し、貨物に預けました。貨物として別料金を払います(重さにより料金は異ります)
必要書類が揃っていれば、乗せるための条件自体はありません。(要事前電話予約)
18時間などケージに入りっぱなしで水分補給が心配だったた為、こっそりキャベツを入れておきました。ローマ到着後、ボトルの水は減ってませんでしたが、キャベツは少し食べていました。
ルフトハンザ航空
うさぎ搬入可の国である事、必要書類が揃っていればペットOK。 飛行機自体に乗せる為の必要書類はない。
搬送: うさぎは全ての飛行機において「貨物扱い」です。 ヨーロッパ国内線においても、飼い主と一緒に席に乗る事は出来ない。
ケージの大きさにより価格が異なる。詳細は、各航空会社に要確認。
ペット貨物の予約は、コールセンターへの電話予約のみ。 国際線は数が多いが、ヨーロッパ国内線が1,2など数が少ない為、 乗り換えがある場合は早めに予約する。
入国する国がOKであれば、ペット輸送可。うさぎのケージの中にエサ、水ボトルを付けれる。
ペット用貨物室があり、温度など調節されている。

*出発前日に検疫所から「EU入国はフィンランドですが、フィンランドの空港には確認しましたか?」と聞かれ ローマのレオナルドダヴィンチ空港にしか確認していなかったので真っ青に。
大慌てでフィンランドの日本大使館に連絡、事情を話すとすぐに空港に確認してくれる事に。 大変迅速に調べて頂き、丁寧な回答を頂けて大変助かりました 実際は乗り換えだけでフィンランドに入国はしないので、入国自体はイタリアとゆう事でしたがEU入国はフィンランドのため念のため調 べました。
フィンランドへの入国 ヘルシンキに到着したら赤いラインに沿って歩いて行き、うさぎと書類をカスタマーオフィスに見せる。
ローマへの入国
うさを無事受け取り後、出口には誰もおらずそのまま入国。特に検査や聞かれたり、書類を見せたりはありませんでした
検疫なし。
日本の当局に認められた獣医が作成した英文またはイタリア語の犬・猫・フェレット以外の様式、保健証明書(health certificate/イタリア厚生省の書類)が必要。
*同証明書にはうさぎの出所(日本の発送地)と健康状態などが記される必要があり、出発前の 48時間以内に診察された結果、うさぎ特有の病気の症状がなく、旅行をする適性があると 判断される旨明記される必要がある。
出国前48時間以内の健康証明となっていますが、実際検疫所で健康診断はしない。
検疫3日間が必要なため、出国前近くにかかりつけ獣医さんで健康診断をしてもらい 記入、捺印してもらう。
それを検疫所で英語またはイタリア語で記入してもらう事になった。なお、獣医のサインは、空港の動物検疫所で認証できるかと(犬・猫の場合と同じく) 思いますが、直接動物検疫所にご確認する事。(関西空港の動物検疫所tel.0724-55-1956)。
うさぎには飼い主が同行する必要があり、動物の良好な健康状態及び安全を保証する容器で あることが条件です。
かかりつけ医で記入してもらう証明書は、簡単に様式を作ってほしいとの事で 必要な内容のみを記載したものを制作し検疫所に確認、これでOKとの事でした。
1〜9は飼い主側で記入、証明の欄にかかりつけ医の署名、捺印をしてもらいます。 これも検疫所により異なる可能性があるので要問合せ。
イタリア厚生省のサイト
ローマ・フィウミチーノ 空港の保健局の連絡先
空港保健局:USMA Fiumicino
Tel: (+39) 06-65011558 / 06-65954560
Fax: (+39) 06-6501-0909
E-mail: USMAFiumicino@sanita.it
住所:Via Stoppani n.20, Aeroporto "L.Da Vinci", 00054 Fiuimicino (RM)
(aiutoitaliaが、こちらの電話問合せをしましたが、担当者と話をするまで時間が掛かりましたので、早目にご準備をお勧め致します)
イタリアのミラノ空港の検疫所によれば、イタリア入国の際はペットの動物検疫期間は必要ないそうですが、税関で書類をチェックされる可能性はあるので全ての書類をいつでも提出できるようにしておく必要はあります。
Health certificate.pdf へのリンク

うさぎを日本に連れて帰られる際、在ローマ日本大使館または在ミラノ日本総領事館、 日本の動物検疫所に必要手続き・書類につきお問い合わせください。