今まで遊び半分で勉強してきたイタリア語を本格的に学んでみたくなった事、そして、旅行とは違うイタリアでの生活を体験してみたいとの思いから、 留学に踏み切りました。また、併せてイタリア料理を学ぶ事も目的でした。
関西空港で、15万円分をユーロに両替して持参、他は国際キャッシュカード利用。 クレジットカードは個人的に国内旅行をした際にのみ使用。 私の滞在期間中に関して言えば、日本で両替するのが
最もレートが良かったです。
想像以上に小さな町で、町を探索する楽しみは有りませんでしたが、 逆に誰とでもすぐに顔馴染みになれ、イタリア語を話せる機会も多かったです。また、とても穏やかな町なので、子連れには丁度良い環境でした。
難と言えば、交通の便が悪い事くらいでしょうか。それも慣れれば問題無かったです。 (ただし車酔いする人には少々つらいかも・・・)
先生方がとても優秀な方ばかりで、 授業内容は大満足でした。テキストも良かったと思います。 文法の時間中でも、発言する機会が多く、 どの生徒も大変積極的で、良い刺激になりました。
料理コースの感想 パッサテッリやカッペッレッティというこの地方のパスタ類や、 ボロネーゼソース、ピアディーナ等など、地方色あるお料理が中心だったので とても興味深かったです。アンティパスト、プリモ、ドルチェを毎日数種類ずつ
作り、食べました。一週間で太れます(笑) 欲を言えば、セコンドを作る機会が有っても良かったかなと。 ウンベルト(シェフ)さんの作る料理は、本当に美味しくて感動しました。
イタリア語も、とても丁寧にゆっくり話して下さるので、分かり易かったです。
留学の全般的な感想 今回は、意外と日本人の長期滞在中の人達と課外授業に参加した時など想像以上に皆さんが子供に対して寛容で、本当に助かりました。
1週間の料理コース、課外授業の小旅行(サンセポルクロ、アレッツォ)にも子供と一緒に参加させて頂き、親子共々良い思いで作りが出来ました。
息子は、特に学長さんが大好きで、学校全員で食事に行った時などには、必ず学長さんの膝の上に座っていた程です。
帰国後の近況 週一回、カルチャーセンターでイタリア語を勉強しています。 ナチュラルスピードで話されるイタリア語の感覚を忘れないようにとインターネットを通じて、イタリアのラジオ放送(RAI1〜3)を
なるべく聞くようにしています。
持ち物
持っていって良かった物
・日本語の文法書:学校で習った事を復習するのに便利。
・電子辞書:宿題の量が多い時には、スピーディなコレが大活躍。
・防寒肌着:今年は異常気象だったのか、5月末頃まで寒かったので必需品でした。
・シャンプー:個人差有ると思いますが、私は手強い毛質なので、西洋人向けシャンプーが全く合わないので。
・文房具類:ハサミ、セロテープ、ホッチキス、輪ゴムなど
・水着セット(水着、スイムキャップ、サンダル):温泉プールに入る際の必需品です。バーニョに行ったら、一度は入ってみたいですよね???現地で買うと高いです。
辞書は何をお使いですか? 伊和中辞典、和伊中辞典、セイコーの電子辞書 を利用。
オススメするイタリアに関する、本、音楽、映画
・イタリアにも持参した
現代イタリア文法
(坂本鉄男 著) 例文が多く分かり易い。文法用語がイタリア語で併記されているのも便利。
・
携帯版イタリア語会話とっさのひとこと辞典
(日伊学院 監修) ちょっとした言い回しが場面別に載っている
・Iモンタネッリ著、藤沢道郎訳
ローマの歴史 (中公文庫)
ルネサンスの歴史 (上)
ルネサンスの歴史 (下) 
とても読み易いです。さらっと知識を得たい人向け
・
Va' dove ti porta il cuore
(Susanna Tamaro 著) イタリア語ですが短く読み易い。内容も◎です。
・以前NHKテレビ講座でも紹介されていた
PIMPA [1] [DVD]
シリーズ DVDも日本で発売されています(全6巻) 日本語、イタリア語音声付なので、初級会話にはぴったり。
息子も大ファンです。
・
輝ける青春 プレミアム・エディション [DVD]
監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダー ナ 6時間の長編大作。しみじみと良い映画です。
あるイタリア人男性と家族の40年の歩み。 内容もさることながら、戦後のイタリア史を知る上でも興味深いです。 日常会話を勉強するにも良いかも(長いですが・・・)
イタリア親子留学留学前、留学中の苦労話
・留学前は、子供の入園に際して、どこまで準備すれば良いのか 検討がつかず、気ばかり焦っていました。
・留学当初、商店の休み時間と、自分の生活ペースが上手く噛み合わず、うっかり買い物をし損ねるという事が 時々ありました。
・日本ではPCを頻繁に利用していたので、PCの無い生活は 最初とても不便でした。ネットポイントは有るのですが、PCは1台だけしか設置されていないので、 順番待ちだったり、故障中だったり。
また、日本語はいっさい読めない(日本語サイトも見られない)PCなので、最初はとても不便に感じました。
子連れ留学されるにあたり用意されたことは?
(留学準備) まず、留学時期を春〜初夏にしました。一番気候が良く、子供の体調管理がし易いと思ったからです。 子供の入園に関しては、万が一を考えて色々準備して行きましたが、
結局必要だったのは、
パスポートのコピーと予防接種証明書(英文)だけでした。
英文予防接種証明書は、母子手帳も併せて英訳してもらえる 専門機関に依頼しました。
その他の必要書類は、現地で渡されて記入する事になります。 3枚ほどありましたが、名前や生年月日程度を記入する簡単なものです。 日本と大きく違うのは、「幼稚園でキリスト教教育を受けるか受けないか」
を問う書類が有る事です。もちろん「受けない」を選択する事もできます。 その場合は、他の授業(遊び)をして下さるそうです。
もう1つ違うのが、入園前に必要な予防接種内容です。
日本では通常受けないB型肝炎が、イタリアでは必須になっています。 B型肝炎は、合計3回も接種せねばならず、全て接種し終えるまでに 最低8ヶ月掛かるので、完璧に済ませて渡航するならば、
かなり前からの準備が必要です。ただ、イタリアで接種する事も 可能ですし、未接種のまま登園している子供達も
居るので、 どこまで備えていくかは、それぞれの判断なのかもしれません。
書類を提出した後、病院で健康診断を受けました。 その際、簡単な問診も有るので、多少のイタリア語力は必要だと思いました。
(内容は日本と同じで、今までに大きな病気にかかった事はあるか、 食物アレルギーはあるか、といった事なので、普段問題なければ 全てNOで答えれば大丈夫なのですけれど)
それと、日本出国直前に、健康診断も兼ねて小児科に行き、 海外に長期滞在する旨を告げて、お薬を出してもらい持参しました。 解熱鎮痛剤、風邪薬、お腹の薬を、それぞれ1週間分です。
幸い、お腹の薬を1度使っただけで済みましたが、 取り合えず薬が有る、というのは心強かったです。
「必要」という訳ではありませんが、幼稚園登園初日に、
子供の特性を箇条書きにしたものを、先生にお渡ししました。
例えば、「おしゃべりで人懐こいが泣き虫」な性格や、 好きな食べ物、嫌いな食べ物、好きな遊び等です。
これは先生に「とても助かる」と好評でした。
イタリア親子留学育児所での様子: 朝8:15に登園し、夕方4:00に迎えに行く毎日でした。 お絵かきや工作、体操や歌といった時間もありましたが、
それ以外は、みな自由にのびのびと遊んでいたようです。
最初の2週間は、慣れない環境に、毎朝グズグズ言っていましたが、 3週間を過ぎる頃から、イタリア語でのコミュニケーションも
出来るようになり、お友達も沢山できて、とても楽しそうに通っていました。 はじけるような息子の笑顔は、日本では見られなかったものです。 また、給食が美味しかったらしく(プリモ、セコンド、ドルチェ付き)、
今でも「イタリアの給食は美味しかった」と懐かしんでいます。
Bagno di Romagnaので親子留学はどうでしたか?満足度200%です。 治安の良さ、町の人の温かさのお陰で、 子連れでも何の心配もなく勉強する事ができました。
幼稚園も小規模なので、先生だけでなく子供達も息子にとても気を配ってくれました。
放課後は、幼稚園のお友達&ママさん達と近くの公園へ行き、子供達はクタクタになるまで遊び 私達はお喋りに花を咲かせるという
今の日本では中々できない事を体験できたのも、小さな町ならではだと思っています。
「Aiutoイタリア留学」はあなたのお役に立てましたか? 「役立った」というレベルを超えて、Aiutoイタリア留学さんのお陰で 留学が実現できたと感謝してもし尽くせない位です。
どうして「Aiutoイタリア留学」を選びましたか? 一番最初の質問のメールを差し上げた際、 とても親切に、そして的確なご回答を下さった事が切っ掛けです。
その後も、細かい部分まで、迅速丁寧にアドバイス下さり、
本当に心強かったです。