イタリアで生活を実際に始めてみると生活習慣の日本と違いに、どうして良いか分らない事も出てくるかと思います。 イタリア留学は、机に向かう勉強だけではなく、生活の中から新しい事をたくさん学ぶ事が出来ます。日本なら・・・ と思う事も多くあるかと思いますが、せっかくのイタリア留学です、イタリアの生活を知り、習慣を受け入れることで楽しく 過ごしましょう。
イタリアではお店、BAR、レストラン等に入ったら 必ず「Buongiorno/ボンジョルノ」と明るく声をかけましょう。お店に入った時に自分の存在をアピールすることは、とても 大切な事です。現地の人と交流をするきっかけは、まず自分から声をかけることです。 昼食後2、3時頃になると「Buonasera/ボナセーラ」と声をかけます。日本の感覚ならば暗くなると「こんばんは」 と言いますが、イタリアではもう少し早い時間帯から「Buonasera」を使います。 お店を出る時には、必ず「Grazie、Arrivederci」と一声かけてから出ましょう。
イタリアで生活が始まり、学校に通い始めると他の国から来ている学生達が意見をはっきり 言うのに驚くこともあると思います。しかし、自分の意見をはっきりと述べないと自分の主義、意見 のない人と思われてしまいますので、日本のような遠慮は一時忘れて自分の意見をはっきり述べるように しましょう。 |
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日本の感覚で遠慮して、言葉にはっきり出さないとイタリアでは相手に通じません。 ホームステイ先で食事が多すぎたり、嫌いな物がある場合は、はっきり伝えるようにしましょう。 はっきり伝える事は決して失礼にはあたりません。断っても何度も勧めてくるのがイタリア人ですので、はっきりとした 意思表示が必要です。 ホストマザーが作った食事が、美味しい時には「Buono!!」、「Ottimo!!」と少し大げさに言う位がよいでしょう。 褒められて嬉しく思わない人はいません。 ホストマザーはきっと喜んで、更に美味しい物をたくさん作ってくれるはずです。 以上の様な事を実践して、滞在中には大いにマンマの味を楽しみましょう!!
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日本だと「お店は24時間開いているもの」と考えますが、イタリアの営業時間は日本とはかなり違いますので、買い物をする時には 十分注意しましょう。 大型スーパーは一日中営業しているところもありますが、小さい店は13時頃に一度店を閉め、再び15時頃に店を開けます。 日本と比較すると閉店時間も早く、19時〜20時には店が閉まるところも多いので、買い物は時間のある時に 済ませましょう。
BARとは?日本でいう喫茶店の様なものです。アルコール類も置いてあり、夕方になると カウンターにおつまみのオリーブやブルスケッタが並びワイン等のアペルティーヴォを飲んでいる人を見かけます。 イタリアのBARでは、カウンターで立ち飲みをしている人が多いです。BARによっては、 テーブルにつくと席料が必要になる場合がありますので、観光地等で高額な席料をとるBARには注意をして下さい。 朝食には、カプチーノにブリオッシュ、昼食にはパニーノ(サンドウィッチのような物)、夜には友達とお酒を飲みながら テレビでサッカー観戦をしたりとBARは、色々な場面で大活躍です。また外出中にトイレを探すのが難しいイタリアではBAR のトイレを利用しましょう。トイレを借りる時には、お店の人に一声かけるのを忘れずに。 |
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タバコ屋(Tabacchi/タバッキ)は、その名の通りタバコを売っている他に切手、印紙(滞在許可書の申請に必要) 、バス・地下鉄の切符、テレホンカード、ポストカード、文具などタバコ屋(Tabacchi/タバッキ)によってはその他 色々な物を置いてあります。 タバコを買わない人でも滞在中にタバコ屋(Tabacchi/タバッキ)には、お世話になる事があると思いますので、 どこにあるか場所を覚えておくと良いでしょう。
新聞スタンドには、新聞、雑誌、マンガ、CD、地図、ポストカードなどが売られています。新聞スタンドによっては、バス・地下鉄の 切符も扱っているところもあります。 イタリアでは月刊誌、週刊誌は書店には置いてありませんので、必要な場合は 街角にある新聞スタンドを利用します。また新聞に関しては、日本のように配達をするという習慣がない為、 必要な場合は、新聞スタンドにて 買い求めます。
都市によって色々なスーパーマーケット(Supermercato)のチェーン店があると思います。大きなスーパーでは、全ての買い物が 済ませることが出来、品数も多く便利です。小さなスーパーマーケットで肉、魚を置いてないところは、 肉は肉屋、魚は魚屋で購入する事になります。 スーパーマーケットを利用する たくさん買う物がある場合は、まず外にあるカート(1ユーロ or 2ユーロコインを入れる)を利用しましょう。 たくさん買う物がない人は、 中に入るとカゴが置いてあります。 日本のスーパーとの違いのひとつに野菜の買い方があります。 野菜・果物は、ほとんど計り売りになっています。まず置いてあるビニールの手袋を使い、 必要な分の野菜、果物をビニール袋に入れ、計りに乗せます。この時、それぞれの野菜の番号札についている番号を押すと、値段の 表示されたシールが出てくるので、このシールを野菜の入った袋に貼ります。 レジで清算の際、手提げのビニール袋は、有料になりますので(0.02〜0.10euro)、レジで購入します。 |
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お店で買い物をして、間違った物を買ったり、不良品だった場合には、返金・返品または 他の物と取り替えてもらいましょう。この時、購入時に受け取ったレシート(Scontrino)が必要になりますので 必ず持参して下さい。セール品などは、返金・返品できない場合がありますので、購入時に確認するようにしましょう。
イタリアでは、病院で処方箋を受け取り、薬局で薬を買います。しかし、処方箋の必要のない薬もあり買えますので、 まずは薬局の人に症状を説明し相談にのってもらいましょう。 イタリアでは必ず地区ごとに一つの薬局が、当番制で24時間対応していますので、緊急の時でも安心です。
メルカートとは、広場などで開かれる市場のことです。(大きな都市へ行くと屋内のメルカートもあります)
広場で行われるメールカート
は、週に一度、二度と決まった日に開かれます。 メルカートでは、新鮮な野菜、果物、鮮魚が手に入る他、 日用品、衣類、靴、お菓子、生花等とあらゆるものが売られています。是非、滞在中にメルカートを活用しましょう。
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Lavanderiaとは、クリーニング屋のことです。どこの町にもこのLavanderiaはあるので、手洗いの出来ないもの のなどはLavanderiaを利用すると良いでしょう。少し大きな町へ行けば、コインランドリーもあります。 必要に応じ使い分けても良いでしょう。 *以下はあるお店の値段です。2005年
Panificioとは、パンを売っているお店のことです。またFornoとも言います。
Panificioでは、パン以外にお菓子(ビスケット、ケーキ)、牛乳、バターなど置いている所もあります。
ホームステイでお昼が付いていない場合、昼食時に自分でパンを買ってパニーノを作る時には、このPanificio
を利用しましょう。 Panificioを利用する方法 パン等は、ほとんどが量り売りになっていますので、欲しいだけのパンが買うことが出来ます。 2個、3個のパンでも嫌な顔をされることはありませんので、 「2panini!/ ドゥエ パニーニ!」で大丈夫です。 Panino(サンドウィッチ用のパン)用のパンが売っていますので、生ハム、サラミ等を挟んで お昼にしましょう! またスーパーマーケットなどでパンと生ハム、サラミ等が一緒に売られている場合、Panino (パニーノ)を作ってくれます。 BARでPaninoを注文するのもいいですが、Panifcioで焼きたてのパンを買い、 毎日違った物を挟んでパニーノを食べるのも変化があって、良いのではないでしょうか。もちろん節約にもなります。
イタリアに来たらイタリアンジェラートは、絶対食べたい物のひとつではないでしょうか。 イタリアのどの町にもあるジェラート屋さん(Gelateria/ジェラテリア)で、滞在中に色々な味を楽しんでください。 支払方法はそれぞれジェラート屋さんによって違いますが、先に支払いを済まし、レシートを注文の時に見せる場合と注文後に 支払いをする場合などがありますので、注文の前に確認してみてください。 ジェラートを注文しよう!
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イタリアの小さな町に住んでいる場合には、欲しい物も簡単に手に入らない場合もあります。日本では、インターネットを 使ってお買い物をする事は、近頃は日常的なことで、 私もイタリアから色々なものを購入したりしています。 日本にも多くのオークションなどが存在していますが、イタリアでメジャーなオークションサイトは、e-Bayになります。ちなみにイタリア語でオークションの事は、 ASTA/アスタと言います。 簡単に登録することができますので、是非イタリアのオークションで何か良いものを落札してみるのも良いかもしれません。 ちなみに登録する際には、Codice Fiscaleが必要になりますので、学生の方も取得されてe-Bay体験をしてください。 また、本、DVD等を注文される際には、Bol.com |
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イタリアで、長期留学される方のほとんどがPC持参していらっしゃいます。今やPCが無いと生活できない!という人も多いのではないでしょうか? インターネットを利用される方法には、学校、インタネットカフェ、携帯電話で繋げるなどの方法がございますが、ここでは、どんなプロバイダーがイタリアにあるかをご紹介致します。 まずは、私も当初加入していたイタリアテレコムのALICE ADSLも契約不要のプランもありますので(1時間2ユーロ)、サイトをチェック。またプロモーションで、2ヶ月無料などというプランもございますので、他社と比較して加入するのが良いでしょう。 現在、私が利用しているのが、このINFOSTRADAです テレコムを今まで使用していた方でも、番号はそのままで契約できます。今のところ、利用していて問題はないようです。 TISCALI サルデーニャの会社です。上記二社よりは、TV広告などは少ないように思いますが、私もこの会社を検討しました。 TEL2 この会社もかなり安いプランを提供しています。 |
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私が留学した時は、パソコンを持参するなんてことは、考えませんでしたが(持参するノートパソコンも待ってなかったけど・・・)、 今は、多くの方がパソコンを持参されて、留学先でインターネットをされています。 もし、パソコンを持参されない場合でも、全てといってよい学校で パソコンを利用する事ができます。学校にパソコンがある場合やWi-Fi(無線LAN)で、自由に自分のパソコンで繋げたり 出来るようになっています。 もし通われる学校、滞在都市で、日本語の使えるパソコンが無かったら、家族や友人にメールをする時に困りますよね。 私も以前、自分のPCが使えず、インターネットポイントへ行った事がありますが、「日本語が読めない、日本語が書けない」 という不便なインターネットポイントでした。 こんな時は、ローマ字でメールをしなければいけません。 しかし、こちらのAJAX IMEからだとローマ字 しか使えないパソコンでも日本で打てるようになるのです。 もし現地で必要になった場合には、このサイトを利用して、ローマ字から日本語に変換してご家族、友人 にメールを送ってみてくださいね。 |
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イタリアのローマで起きたレストランでのぼったくり騒動が、日本でも大きく報道されていますので、Aiutoイタリア留学でもイタリアのぼったくり事情について 書いてみたいと思います。 ローマのレストランで、二人の日本人観光客がランチで、約700ユーロを請求されたという話がありました。これ以外にもミラノのナイトクラブで、一晩 90万円の支払いをしたという日本人も・・・。 今回は、額が大きかった事もあり、日本でも報道されたようですが、イタリアでは、ぼったくりは、以前から起こっている事です。 ぼったくりは、レストランだけではなく、BAR、タクシー、市場など様々な場面で行われますので、注意が必要です。 では、どのように注意すれば良いのでしょうか? <レストランの場合> 1. レストランの場合には、注文する物の値段をしっかり確認しておき、大よその合計を自分で知っておく。 2. カードで支払う場合には、サインする前にしっかりと金額、明細を確認する。 3. 日本語メニューあるよと呼び込みしている所でも、油断せずに上記の事をしっかりチェックする。 4. イタリアでは、メニューが無く、サービス係が、口頭でメニュー内容を伝える事があります。初めてのお店の場合には、 どれ位の金額か確認しておいた方が安心だと思います。 <タクシーの場合> 1. タクシー乗り場から乗り、白タクと呼ばれる違法タクシーに乗らない。 2. タクシーに乗った際に、メーターがあるか確認し、そのメーターがしっかり動いているか確認する。 3. 支払いをする時には、決してお財布を相手の近くで開けない。運転手が勝手に抜き取る可能性もあります。 4. 目的地を最初に告げ、大体幾ら位になるかを確認する。 5. もし、違法タクシーに乗ってしまった場合、ドライバーは、ホテルの前などでは、車を停めたくないので、ホテルの人、イタリア人の友人を呼んで くると言うと請求された高額な金額から、値段を下げてくれる事もあります。 <BARや市場の場合> 注文する値段を確認し、自分の出したお金をしっかり相手に伝え、もらうお釣りもしっかりと確認する。 お釣りのごまかしは、頻繁に行われますので、注意してください。(単なる間違えという場合もありますが・・・) もし、50ユーロ札を出す時は、「50euro」などと一言付け加えないと、「20ユーロ出したじゃない〜」などと言われる事もありますので、注意が必要です。 |
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